科目名: 財政学研究
担当者: 山本 盤男

対象学年 クラス[001]
講義室 開講学期後期
曜日・時限 単位区分
授業形態一般講義 単位数
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)日本の財政は、急速に進行する少子高齢化、経済のグローバル化とIT化による日本の経済社会の構造的な変容において累増した財政赤字と持続可能性の懸念される年金制度などの深刻な問題に直面している。本授業では、日本財政の現状および仕組みを概観した後、特に租税制度に焦点を絞り、所得課税と消費課税などの主要な租税の基本的な理論と課税メカニズムなどの学修に基づき、日本の現行税制の問題点と改革課題を講義する。
講義内容・演習方法(講義企画)本授業では、基本的な内容を講義した上で、着実かつ自主的な学修のため、指定した専門論文(英語文献を含む)の内容の受講生による報告に基づき、主要なポイントを重点的に指導する。
主な内容は次の通りである。
(1)日本の財政
(2)日本の税制
(3)所得課税の理論と課税メカニズム
(4)消費課税の理論と課税メカニズム
(5)税制改革の課題
評価方法・評価基準評価の基準は、授業における理解度と授業終了後に提出する課題レポートである。
評価の方法は、授業での報告及び討論と提出レポートなどにより総合評価する。
履修の条件(受講上の注意)受講する前に、財政学と租税論の基礎的な知識を習得しておくことが必要である。
関連する科目は「公共経済学研究」や「社会政策研究」などであるので、履修が望ましい。
教科書テキストとして使用する資料などは、配布する。
参考文献必要な参考文献は、課題別に指摘する。
特記事項(その他)